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復習と予習はどっちが大切?

目次

予習? 復習?

よくいただく学習相談に「予習と復習のどちらを優先すべきか」という内容があります。さて、どちらを大切にすべきなのでしょうか。私の答えは、「どちらも大切にすべきですが、予習ができる状況に持ち込んで維持することが理想的」です。

 そもそも予習・復習とは具体的にどういったことをすることで、何のためにするべきなのでしょうか。まずはそこを整理しましょう。

予習とは

予習とは授業を受ける前に予め教科書などを読み込んで自分で理解できることは理解し、読んでもよくわからないことを明確にすることです。そして予習をすることによって授業で特に聞くべきポイントを明らかにすることができます。これが予習の意味と効果です。
 特に高校生の英語で文章読解をする授業の予習としては、英文を予め読んでいくことが求められます。私自身の高校生時代の英語の授業も確かにそうでした。予め教材の英文を読み、日本語訳をしていった授業であてられて自分で訳した内容を答えるといった流れでした。丁寧に予習をしたいと思った時期があり、ノートに英文を写し、訳を作る以外にも完了形や受動態、関係代名詞などにチェックを入れていたことがあります。予習を丁寧に行っていると、テストの結果も良かった覚えがあります。中堅校以上の高校では予習をすることで授業を受ける効果がかなり異なってくると思います。

復習とは

復習とは授業を受けた後に、授業の内容ができたか、不明点がないか、関連する問題は解けるかといったことを確認する作業です。宿題をすることも復習に該当します。復習をすることで授業内容が定着し、次に同じような問題に当たった場合も解ける状態が維持しやすくなります。これは実力テスト(模擬試験)や入試に向けては重要なことです。
 またいつも言及していることですが、一度やって正解できなかった問題、覚えていない漢字や英単語などが時間をおいて正解できるかどうかという確認作業も大事な復習の一環です。

 これらはあくまでも理想論です。現実には様々な状況の生徒さんがいます。生徒さんの状況に応じて予習・復習についてお話してみましょう。

今まで学習した内容の定着に不安がある生徒さんの場合

今まで学習した内容が定着していない、または定着してないという不安がある生徒さんはもちろんまずは復習から行いましょう。その際は該当の科目の問題集にあるまとめの問題または模擬試験・実力テストなどで単元別の正答率をみて、復習すべき内容を洗い出すことからお勧めします。復習すべき内容を確認したら、その内容の導入部分(説明部分)を問題集や教科書で読み、理解できるか確認しましょう。理解ができたら基本的な問題から少しずつ難易度を上げながら問題演習を繰り返すことで内容が定着し始めると思います。

学校の進み具合についていけている生徒さんの場合

基本的には予習をお勧めします。学校の授業よりも先に一度内容や問題に触れていることで学校の授業を受ける際の理解が進みやすくなります。また、授業を受ける際には先生の話を聞き、黒板を写し、教科書に目を向けといろいろなことを同時にこなす必要がありますが、予習していることで余裕が生まれます。また、長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)の間に次の学期の予習をまとめてしておくことで学校がある期間の予習の負担を軽減するという方法もあります。
 学習サイクルがうまく回っている生徒さんほどこの予習が上手にできていると思います。しかし、高校生ならいざ知らず小中学生には予習のハードルが大きいのも事実です。小中学生が自ら教科書を授業よりも先に読んで疑問点を整理することができればもちろん素晴らしいことですがそれは負担が大きすぎるように思います。小中学生が予習をする場合は塾の活用をお勧めします。集団塾は基本的に予習ペースですし、個別指導塾も内容に対して希望できるようであれば予習を塾で行うことは塾の上手な使い方の一つだと思います。

まとめ

・予習も復習ももちろん大事だが目的を意識して取り組むことが大切
・予習は不明点の洗い出し、そこを授業で意識を向けて聞く
・復習は定着をさせるために、できなかったものができるようにするためにやる
・今までの内容が定着していない場合はきちんと復習から
・学校の進み具合についていけているなら予習型へ
・小中学生の予習は塾をうまく活用

 もちろん慶伸塾でも予習型へ移行できることが理想と考えています。しかし、復習が必要な状態にならないとなかなか塾通いを決断されない生徒さんが多いのも事実です。その場合はまず復習を行い、学校の進み具合に追いついたら予習型へ移行という形をとっています。復習単元の洗い出しも生徒さん自身やご家庭にはなかなか難しいことがあります。その場合は慶伸塾の体験授業を弱点の洗い出しに利用していただくことも可能です。また、生徒さんの受けられた定期試験や実力試験、模擬試験などの問題・答案・成績表などをお持ちいただければ塾長が弱点の洗い出しをある程度行うこともできます。
 長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)の期別講習では復習と予習をセットで提案しております。復習には学校の宿題・課題を利用することも対応しておりますので、生徒さんの負担をそれほど増やさずに復習と予習を行うことも可能です。まずはご相談をお待ちしております。℡ 0297-84-1570で受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。 
 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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