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英語 例文暗記のすすめ

目次

ごあいさつ

久しぶりの更新となってしまいました。冬期講習の準備・運営にかかりっきりになっていました。遅くなりましたが開けましておめでとうございます。本年も慶伸塾、慶伸塾のスタッフ一同よろしくお願いいたします。

総合演習に苦戦する中学2年生

さて、今回は、先日授業していて気づいた、総合演習に対する対策(英語)について少しお話しします。今年度分の学習を終えている中学2年生の英語の授業で、総合演習をしていました。どの単元の問題かわからない状態で解く問題です。2つの英文が同じ内容になるように空所に入る単語を考える問題でした。少し、お見せしましょう。

(1) Don’t take pictures here.
You ( ) ( ) take pictures here.

(2) My father gave his computer to me.
My father gave ( ) ( ) ( ).
こういった内容です。(1)は「~してはいけない」という内容が否定の命令文“ don’t + 動詞の原形” または助動詞の “must not + 動詞の原形” で表現できることを知っていればできます。(2)はいわゆる第3文型と第4文型の書き換えで、第3文型=主語・動詞・目的語(もの)+toまたはfor 人 第4文型=主語・動詞・目的語(人)・。目的語(もの)
が理解できていれば解答できます。その生徒さんは以前の内容を忘れてしまっていたので、なかなか苦戦していました。

総合演習が苦手な原因とは?

では、なぜその生徒さんは答えるのに苦労してしまったのでしょうか。それはズバリ、例文の引き出しの少なさが原因だと思われます。私は普段の授業で、文法や単語・熟語だけではなく、試験や問題として出題されやすい例文を生徒さんのノートに残すようにしています。「覚えましょう」という声がけもしていますが、なかなか覚えてくれないのが現状です。

対策は英文(例文)暗記

対策として、その生徒さんと相談の上、教科書の最後に収録されている例文を少しずつ暗記する宿題を出すことにしました。ちなみにNEW HORIZONの中学2年生の教科書154ページにはKey Sentenceとして27の例文が載っています。これを毎回の授業で2~4文程度暗記してきてもらい、実際に自分で書けるかをチェックしようと思います。

例文暗記のメリット

では、例文暗記にはどんなメリットがあるのでしょうか。一つは実力テストや、模擬試験、入試問題のような総合的な問題で、正しい選択がしやすくなることでしょう。これは先ほど例に挙げた書き換え問題だけではなく、日本文をヒントに空所補充する問題にも有効です。
つぎのメリットは英作文での引き出しが増えることです。茨城県立入試や、県立入試と似た傾向で出題する私立高校の入試には英作文問題があります。語数は30~50語程度が必要になると思われます。その際に例文が記憶されていれば、動詞や目的語を変えるだけで、題意に沿った英作文が比較的簡単に書くことができます。さらに、文章読解にも役立つと思われます。中学校3年で扱う内容をすべて例文にしたものが、中学3年生のNEW HORIZONの150~151ページに114文掲載されています。高校入試の内容は中学校の教科書の内容をベースに出題されています。114の例文が頭に入っていれば、文章を読む上で文の構造を取ることが出来るはずです。

まとめ

 慶伸塾では先に述べたように例文暗記をメソッド化しています。また、単語テストも変わらず行っています。今は受験直前記ということでバタバタしていますが、来年度以降を見据えて生徒さんが動く時期でもあります。2学期制の学校の後期期末試験対策や、次年度への準備など、お手伝いできることは多いかと思います。まずはお問い合わせをお待ちしています。公式Lineアカウントまたはお電話0297-84-1570までご連絡をいただければ対応させていただきます。

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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